関ヶ原の猟師、小田さん。
今年のお正月にお客様として来ていただいた際は話が弾みました。
その後突然、「日本鹿」を送っていただきました。
京都からの帰り道に、そのお礼を兼ねて関ヶ原を訪れ、お会いしてきました。

櫻田では10年前から「うずら」を扱っておりましたが猪も鹿も以前の取引先が廃業してしまい、4年前からは豊橋市のダイテスさんとお付き合いをさせていただいております。
新幹線豊橋駅から豊橋鉄道で三河田原へ鶉を飼育する飼育施設を訪れました。
ダイテスさんは本来は鶉のたまごを生産することが主な会社ですが、当店のために鶉肉の解体処理をして送っていただいております。飼育する鶉は化学飼料を使わずに育てている安心できる「うずら」です。

櫻田で提供するジビエに「獣だけでなく鳥も加えたい」との思いから、日本の国鳥であり殆ど取り扱いない「キジ」に注目。
北海道岩見沢の丘陵地に"ワークここいろ"という飼育施設ときじ丸君という飲食施設があります。
代表の玉置さんの案内で飼育場、解体処理施設を見学しました。

「熊」をジビエに加えようと秋田県の有名なマタギの里へ行ってきました。マタギの人が経営する旅館に泊まってマタギの方たちの狩の方法や獲物に対しての尊敬をしていることなどをお聞ききしました。
「なぜ高いのか」ということを聞いてみたら、殆どが自家消費と売先が決まっているとの事でした。近所に在る道の駅にも売店がありそこも高価？残念

石川県能登半島の素晴らしい環境の中にある"のとしし団"。京都の若者が立ち上げた狩猟集団で情熱を持って取り込んでおられます。
かれこれ4年の取引になります。いつも素晴らしい「猪」を送っていただいております。
現在、「猪」の捕獲が著しく少ないので苦労してると伺っています。頑張っていただきたくエールを送っております。

「猪」を櫻田で扱ったのは15年前から。今年に入り宮崎県小林市に行き「日本鹿」と「猪」を扱っているサンライフさんからも仕入をしています。
代表の大久保さんは、健康食品を生産している大会社も経営しておられる84歳の方。猟師としても現役で野山を走り回っているそうです。

千葉鴨川市に住む福永さんは、30年代から40年、ベテラン猟師さんです。
本鴨猟は網猟・猟銃に分かれます。
当店では、鉄砲で獲っている鴨をお取り扱いをさせていただいております。

「蝦夷鹿」も「猪」と同様に購入先が変転しております。
5年ほどからは北日本ドリームハンターの狩猟団体の素晴らしい鹿ロースを毎月5キロ送っていただいております。ローストや塩麹漬け、猪カレーに利用して好評です。
猟師の小田さんが昨年20月に獲った「熊」も、この度のジビエに加える事ができました。

25年ほど前、幕張で開催されたフードフェスタで「川俣軍鶏」のブースがありました。それで興味を抱き、当時の責任者の方とお会いしたことがあります。
阿武隈山系の麓、川俣町へ郡山から訪問、大きな飼育施設で処理施設も完全でした。
櫻田では軍鶏肉、手羽、軍鶏鍋の素材を仕入れております。
今では「軍鶏といえば川俣軍鶏」ということで、全国的に有名な会社になっています。